2016/12/14(水)2016-12-14

東京出張。
なかなか多忙だったが、いい打ち合わせができたと思う。
昼食は久しぶりに人形町の中華料理店「菜心」へ。鶏肉炒め定食。
やはりうまいが食べ過ぎる。
夕食はインデアンカレーを食べて帰ろうと思ったのだが分量的に無理。
崎陽軒のシュウマイを買って帰って家族で食べる。

ほんのちょっと「失われた時を求めて」を読んだ以外は往復ともほとんど爆睡。
iPhoneでボブ・ディランの武道館を聞いていたが、この編成とアレンジはあまり好きではない。

夜「ツインピークス」を一気に最終話まで(5話分?)見る。
何年ぶりかにこの世界観にどっぷり浸かることができた。
来年放送されるという続編が楽しみだが、日本ではどこで見られるのだろう?

その後ろに録画しておいた劇場版をチラ見。
確か、入社したての頃に浜松の(今は無き)映画館で見たのではなかったか?
テレビ版よりも描写が過激なのはうなずける。
色温度高めの画像はちょっと古いアメリカ映画のような雰囲気を醸し出していてよい。

2016/07/31(日)2016-07-31

サッカーの試合もあるのだが、そちらへは行かずにアクトシティ浜松大ホールで開催された静岡県吹奏楽コンクール西部地区大会高校A編成の部を聞きに行く。

9:30から当日券発売ということで、9:15頃に到着するように行ったのだが、すでにそこそこの行列。
アクトくらいのキャパがあれば売り切れる心配はないと思ったが、まあ無事ゲット。

10:30からの開会式まで時間を潰すために谷島屋書店で買った本。
来年春のイタリア・ドイツ旅行のためである。

https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/1/4316080.html

コンクール。12団体中8団体が県大会へ進めるという、いささか緩い大会である。
ある水準以上の合奏力があれば、どんな曲をどんな風に演奏しても上位大会へは進めるだろう。
もっとも、その水準は私の想定よりもかなり下であったが。

同じ日程で浜北文化センターでは中学の部の西部地区大会が開催されている。
こちらもプログラムを入手しておきたかったので、9団体目まで聞いて退場する。
結果的に上位大会に進む8団体は全て私が聞いた9団体に含まれていたので、途中退場しても問題なかった。

いちばんサウンドが安定していたのは浜松商業か。ただ、遅い曲想でも速い曲想でも音の立ち上がりが同じなので起伏に乏しいのが気になった。課題曲でも自由曲でも速い部分はもう少しスピード感が欲しい。

個人的にいちばん気に入ったのは湖南高校の自由曲《トスカ》。暖色系のサウンドで、全体的な流れの作り方が上手い。よくよく調べてみると、この指揮者は前任校で同じ自由曲で東海大会に進んでいることがわかった。手慣れているわけだ。

もう少しサウンドをシャープにしたのが浜名高校。ソロで傷が多かったり、楽器が薄くなる部分で不安定なったりするのは今後の課題か。

夜、借りていた若松孝二監督の「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」を見る。かなり事実に即したストーリー展開なので映画としては地味な部類に入るのだろうが、井浦新演じる三島由紀夫が少しずつ憔悴/狼狽しながら終焉に向かっていくところ、満島真之介演じる森田必勝が徐々にファナティックになって三島を崖っぷちに追い詰めていくところ、の言わば精神的な主従逆転劇が最後に何とも言えない空虚な感覚をもたらしているのだろう。

その後、NASにためてあるハンブルク時代のビデオを見る。
息子は怒るだろうが、それなりに頑張って生きているのが見て取れる。
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